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スキル無し&未経験で社内SEに採用を勝ち取るには「嘘の使い方」が大事!

スキル無、経験無で採用を勝ち取る 社内SEになるには

スキルが無くても本当に社内SEになれるの?

IT業界すら未経験の場合、社内SEになれないの?

 

IT業界未経験でスキルも無い。こんな人でも社内SEになれるのか?

答えは、YESです。

スキルが無くても社内SEになれますし、IT業界が未経験でも社内SEとして働くことは可能です。

 

 

しかし、スキルも経験もないことを正直に「何も出来ません」と答えていては採用されません。つまりは、成長する見込みが無いと思われてはしまってはいけません

スキルがなかったり未経験であっても、自己PRを工夫することによって「おっ!この人は伸びそうだな!」と思わせることが重要になります。これができれば、採用される可能性をグンと高めることができるのです。

そのためには、多少なり自分を大きく見せてください。嘘とまではいかない程度に自己PRのエピソードは盛って話すようにしましょう。

 

この記事では、未経験だけどコイツは伸びそうだ!と思わせるためのコツや、本当の自分を少し大きく見せる方法をお教えします。バレないように嘘をつく方法についても書いていますので是非チェックしてください。

現役社内SEの視点から、「こんなエピソードを語ってくれたら採用するのになぁ!」という具体的なエピソードも公開します!ぜひ参考にしてください。

 

あらかじめ警告しておきます。嘘はいけません。嘘は身を滅ぼします。

 社内SE転職の自己PR 自分を大きく見せる[履歴書]の書き方

社内SEへの転職を目指すにあたり、自分を売り込むための自己PR方法です。まずは自分を大きく見せる履歴書の書き方について解説していきます。

履歴書は正直に

履歴書は、氏名、年齢、住所、学歴、職歴、資格など、実際の経歴を記載するものなので正直に書きましょう。

取得してもいない資格を記載したり、職歴に空白期間があるのにあたかも働いていたかのような嘘を書くと確実にバレます。もし入社後に嘘がバレてしまったら、最悪の場合、クビになっても文句は言えません。

ここでは自分を大きく見せる必要はありません。

 

 履歴書の盛りポイント

履歴書は正直に書くことが基本ですが、工夫次第で自分を大きく見せることもできます。

不利なこと(留年など)は書かない

履歴書は正直に書くことが基本です。ただし不利な事をあえて明言する必要はありません。例えば留年などです。

留年の事実を隠蔽するために、入学年・卒業年を偽ってはいけません。しかし、留年したことをワザワザ書く必要はありません。面接で質問されたとき以外は、特に触れなくていいのです。

実際、私も大学を留年しています。私が転職活動をしていた時も履歴書に留年したことは書きませんでしたが、ほとんど(体感的には80%くらい)の会社からは何も言われません。気付いてないのか、気にしてないかどちらかでしょう。

留年していてもきちんと受け答えができていればマイナス評価になることはありませんが、同時にプラスになることもありません。時間の限られた面接においては、最大限にアピールできるように自分が不利になるような話題は避け、プラスになるような話題に持っていきましょう。

資格を持っていない場合は「勉強中」と書く

市販の履歴書には必ず資格を記載する項目がありますが、資格を何も持っていない方は空白で提出するのがはばかられるかと思います。そんな場合は、こうやって書きましょう!

●●試験 取得に向け勉強中
△△資格の合格に向けて勉強中です(平成*年*月受験予定)   など

意欲があることをアピールするために、履歴書の資格欄は、資格の取得するために勉強をしている旨を書きましょう。受験予定日を併記することでより信頼性が増します。

 

どの資格を勉強中ということにするか?オススメは応用情報かCCNA

社内SEに求めらる資格は、当然ながらIT系の資格です。

その会社が求めている人材レベルにもよるのですが、独立行政法人情報処理推進機構が実施している「基本情報技術者試験」または「応用情報技術者試験」と書いておくのが無難です。

第二新卒や27歳くらいまでなら「基本情報技術者試験」、それ以上なら「応用情報技術者試験」と記載しておきましょう。

 

ちなみに、これよりも簡単なITパスポート試験(旧初級シスアド)はダメです!

この資格も独立行政法人情報処理推進機構が実施しているれっきとした国家資格ではあるのですが、あまりイメージがよくないのです。個人的な偏見が混じっているかもしれませんが、パソコンに疎い学生や非IT系のおじさんたちが受けているイメージがあります。よって、この資格が履歴書に書いてあると=ITに疎い人という見方をされます。もし仮に取得している場合であっても記載しないほうがいいレベルだと思われます。

 

その他だと、他人と少し差別化を図りたい場合に薦めたいのがネットワーク系の資格です。中でも、シスコ技術者認定である「CCNA」(Cisco Certified Network Associate)はオススメです。

CCNAを薦める理由は、この資格は基本・応用情報技術者試験に比べると、試験内容や難易度があまり知られていないことです。面接官によっては具体的にどんな資格なのか?どのくらい難しい資格なのか?が分からない場合があるので、突っ込んだ質問が来にくいです。

そして、社内SEという仕事ではネットワークの管理という仕事と切り離せない関係にあります。最近はWebプログラマなどが流行りですが、Webアプリの開発技術は社内SEでは使いません。一方で地味な印象のあるネットワークの知識は社内SEとして働く中で必ず必要になる知識です。たとえ資格を持っていなくても、ネットワークに興味があるということ自体が価値になりうるのです。

 

ちなみにどの資格を記載するにしても、具体的にどんな問題が出るのか1,2問は暗記しておきましょう。また試験日程(何月に試験があるのか?)は必ず押さえておきましょう。

 

運転免許やプログラミングスクール

IT系の資格を持っていなくても、ほとんどの方は運転免許くらいは持っていると思います。とりあえずそれは書いておいてください。

書き方は、「普通自動車第一種免許 取得」と書けばよいです。「一種」は書かなくてもよいです。

 

また、公的資格に限らず、プログラミングスクールなどを受講してる場合はこれを書くのもありです。侍エンジニア塾、GEEK JOB、TechAcademyなどがあります。

※スクール系は悪評高いものも多いのでよく調べてくださいね。私は通ってないので詳しくは知りませんが、SKill Hacksはおすすめです。悪い噂を全く聞きません。

転職エージェントを使う場合には履歴書はいらない

転職エージェントを使って転職活動をしている場合には、履歴書が不要であることが多いです。転職エージェントに登録した情報をもとに、「キャリアシート」という書類が自動的につくられており、これが履歴書の代わりになるからです。

その場合には、履歴書の書き方について特に気にする必要はありません。職務経歴書は別途必要になるためこちらをしっかりと作りこみましょう。

 

※ちなみに、おすすめする転職エージェントは以下です。

リクルートエージェントdoda社内SE転職ナビ

 

以上が履歴書の書き方でした。続いて本題の職務経歴書に入っていきます。

未経験でも採用される!自分を大きく見せる[職務経歴書]の書き方

転職活動において最も大事なのは職務経歴書です。採用担当者は職務経歴書を見て求職者のスキルや経歴を評価しますし、面接の時も職務経歴書をもとに質問されます。

職務経歴書は個人の経験に戻づく内容を記載します。試験などとは異なり、正解・不正解のあるものではありません。つまり、多少内容を盛っていたとしてもばれることはありません。

スキルがない人やIT業界が未経験が人は少しでも自分をアピールするために、経験を誇張して盛った職務経歴を書くようにしてください。未経験であっても「見込みがある人だ」、スキルがなくても「自分で学んでいく意欲はあるな」と思われられるようなストーリーを作って自分をアピールしましょう。

 

正直、職務内容なんて多少盛ってても絶対に分かりません。自信満々に受け答えしてください。認めなければ嘘にはならないのですから。

※念のためおさらいですが、嘘はいけません。
それでは嘘の経歴で盛った自己PRをするにあたって、こんなエピソードが使えるよという具体例を紹介していきます。

■エピソード1:業務システム開発にエンドユーザ立場から携わった経験

あらすじ

あなたが実際に行っている業務では、なんらかのシステムを使ってデータの参照・登録を行っていませんか?その普段使っているシステムが古くなり刷新することになったと仮定してエピソードを作っていきます。

前職では、●●(何でもいい、正直に)の仕事をしていました。その仕事では■■システムを使って顧客や売上データに管理を行っていました。このシステムは導入から10年以上経過しており、2年前にあらたに業務システムを刷新するプロジェクトが立ち上がった際、プロジェクトメンバーに選出され、業務フローの見直しや要件定義などの工程に携わった経験があります。

具体性を増すためのポイント:失敗談

具体性を増すため失敗談や苦労したことを足すと良いです。おすすめなのはシステム開発の失敗談としてありがちな「いざ出来上がってみたら思っていたのと違ってた」というエピソードです。

そのプロジェクトにて私は、各部署の業務フローを取りまとめて開発ベンダーさんに伝え、必要な機能を設計する工程を担当しました。そうして出来上がったシステムですがいざ蓋を開けてみると想像していたシステムとはかけ離れており、現場からも不満が噴出しました。
原因は私が曖昧な仕様をベンダーさんにお願いをしてしまっていたことでした。こうしてくれるはずと勝手に思い込んでいた部分があったのです。
一旦リスケした再度発足したプロジェクトでは、細かに仕様要求などに対して認識に齟齬が生まれないように密にコミュニケーションをとることを心掛けたことで、システム導入を成功に導くことができました。

自己PRと志望動機へ繋げる

システム刷新するといった経験はとても貴重な経験です。エンドユーザとしての視点からシステム開発に携わった経験というのは必ず社内SEの仕事でも活きてきます。このような経験をした人はとても重宝されるのです。この経験自体が自己PRになるでしょう。

また、この経験はそのまま志望動機につなげることができます。

システム開発に携わった経験により、システムという1つの手段によって業務を支え、効率化していくことで価値を生み出すことができることを知りました。これにより事業会社の社内SEという立場で働きたいと考えるようになったため、社内SEを志望しております。
また、プラスアルファでこの経験の際に、プロジェクトマネジメントの勉強をしたという自己PRにつなげるのも良いかもしれません。その場合には、PMBOKの基礎知識をつけておきましょう。

 

※ちなみにこれらのエピソードは職務経歴書に全文を書くわけではありません。面接の際にこれらのエピソードを話せるように、職務経歴書には概要部分だけ書くようにしましょう。

■エピソード2:PCに詳しい人として頼られた経験

あらすじ

あなたはCTRL+C(V)やCTRL+Sなどのショートカットキーは使いますか?また、CapsLockの切り替えはできますか?

「そのくらい誰でもできるわ!」と思われた方がほとんどだと思いますが、世の中にはこれができない人が山ほどいます。そのような人たちからするとあなたはパソコンに詳しい人という見方をされるのです。

今回は、「あなたはパソコンに詳しい人であり、周りの人から何かと頼られていた」と仮定してエピソードを作っていきます。

前職では●●で営業職として働いていました。システム専任担当などはいなかったため、少しパソコンに詳しいという理由で、PCの調子がおかしい場合に真っ先に質問されることが多く、社内の御用聞きのような役割を担っていました。

 

具体性を増すためのポイント:苦労話

具体性を増すためにここでは苦労したことを足していきます。

情シスあるあるなのが月に1度のWindows Updateに関する事項ですので、ここをアピールすると刺さりやすいと思います。

ある時、月例のWindows Updateを適用したらパソコンが起動しなくなる問題が発生したことがありました。この時も対応を依頼されたため、インターネットで検索しながら解決方法を探して、手探りながらもなんとか対応することができました。(ちなみに対応方法はOSをセーフモードで起動して該当の更新プログラムをアンインストールする)

 

自己PRと志望動機へ繋げる

社内SEの仕事というのは、上で紹介したような自分でインターネットで調べながら行う作業が結構多いです。「分からないことがあったら自分で調べて対応できる」というのは社内SEの必須のスキルであり、一番のアピールポイントになります。

以下のような感じで自己PRや志望動機につなげるとよいと思います。

これらの経験により、分からないことがあっても自分で調べて対応するという習慣がつきました。このように1つ1つ積み重ねていくことで、徐々にITに関する知識がついてきていることを実感し、楽しさを覚えました。これを突き詰めていきたいと考え、社内SEを志望するようになりました。

 

 

 

嘘エピソードにツッコミを入れさせよう!

ここまでの記事を読んでいただき、どのように感じましたでしょうか。

 

アピールすることの重要性は分かったけど、嘘をつくことについては憚られるなぁ。面接官に嘘と見抜かれないか心配だ。。。ツッコミを入れられてキョドってしまったらどうしよう。。。

 

と不安に感じる方が多いのではないかと思います。

そこで私からのアドバイスは、あえてツッコミを入れさせよう!です。

そもそも採用面接では、面接官からのツッコミが重要!

そもそも採用において面接試験を行う意図としては、職務経歴書などのデータではわからない応募者の人柄や性格、熱意といった点を評価するために実施しています。

そのためどれだけ履歴書や職務経歴書をしっかり作りこんでもあまり意味はありません。大事なのは会話のキャッチボールです。会話の中でどれだけ自分が優れているか、熱意があるかをアピールすることが重要になってきます。

たとえスキルが無くても、たとえ未経験であったとしても、面接官との会話のキャッチボールによって自分を売り込むことさえできれば、社内SEに採用される可能性は格段に高くなると言えるでしょう。

曖昧に書いてツッコミを貰おう!

面接は職務経歴書に書いたことをベースに進んでいきます。

基本的には職務経歴書に書いてあることをもとにして質問してきます。しかし、面接官が職務経歴書を読めば分かることは質問してきません。そこでアピールしたいエピソードについては、面接官が質問しやすいように工夫してあげる必要があるのです。

つまりは、広げたい話題(=アピールポイント)は、概要だけ記載しておき、ツッコミをもらうことが重要なのです。

 

職務経歴書には、これまでに紹介してきたエピソードの導入部分だけを書いておきましょう。これによってまずは面接官に興味をもってもらいます。

そしてそこへ質問が飛んできたら、アピールや熱意を込めてアピールしていきます。

 

アピールポイントは1つに絞ろう!

ツッコミを貰うためのエピソード(つまり、アピールしたいポイント)は1つに絞りましょう。

自分を大きく見せるために、少しの嘘を交えたエピソードを話そうとしているのであれば、これは必ず守るべき事項です。アピールポイントが複数あるということは、複数の嘘を積み重ねる必要があります。そうするとうっかりボロが出てしまうことがあります。嘘に嘘を重ねるのは賢い選択とは言えません。

あれもこれもと欲張って話をするのではなく、アピールポイントを1つだけに絞り、それをどれだけ深く掘り下げて話せるかということが重要なのです。

 

面接官からのツッコミに対応する方法

アピールポイント(つまり、ツッコミを貰うべきポイント)が決まったら、そこに対するツッコミをあらかじめ想定しておきましょう。

ツッコミに対する回答をあらかじめいくつか用意しておくことで、エピソードをより深く掘り下げることができ、自分を売り込むことができるようになります。さらには説得力も増し、嘘が見破られる可能性も低くなるのです。

 

こんな言葉があります。

一つの嘘を本当らしくするためには、いつも七つだけ嘘を必要とする。
ルター 「著作集」

この言葉が示すように、1つの嘘に対して大体7パターンくらいの関連するエピソードを用意しておけば、どんな質問が来ても大体対応できるようになります。

ここで重要なことは、この7つのエピソードにはアピールポイントを盛り込んではいけないということです。むしろ平凡である方が好ましいです。ここに突っ込まれるとさらに嘘に嘘を重ねなければなりません。

 

コアとなる1つの嘘と、その嘘を真実にするための7つの嘘

 

きちんと準備をすれば必ずうまくいきます。自信を持って臨んでください。

最後に

採用面接において嘘をつくことは良くないことです。嘘はダメ、絶対。信頼をなくしますよ。

それでもまずは採用されなければ何も始まらないのは事実です。

まずはその環境に何がなんでも身を置くこと。そうすることでその環境が自分自身の成長を後押ししてくれます。その時、嘘は嘘でなくなるのです。

ご検討を祈ります。

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